眠れない原因~飲酒

 

アルコールは、百薬の長とも言われていますし、昔から薬の代わりとしても用いられていました。適量のアルコールであれば、緊張をほぐしてくれたり、不安を軽減してくれたり、眠気をおこすために、睡眠薬としても使われていました。

アルコールは本当に睡眠を誘うのに有効なのでしょうか?

睡眠とアルコールの関係について検討した研究がありますが、適量のアルコールは入眠までの時間を短縮して、深い睡眠を増加します。 適量であれば、寝つきが早くなり眠りが深くなるのですが、これはあくまでも1時的なもです。それどころか、弊害の方が多いのです。

飲酒によって夢を見るレム睡眠が極端に減り、睡眠の後半h眠りが浅くなり睡眠の質が低下してしまうのです。そして、アルコールの睡眠作用には効果が次第になくなる耐性が生じるため、1週間も飲酒を続けると、入眠の速さや深い眠りの増加はなくなり睡眠時間は徐々に短くなっていきます。さらに、飲酒を中断すると飲酒前よりも寝つきが悪くなり、眠りも浅くなり、トイレに行きたくなるなど途中で目が覚める『中途覚醒』が増えていきます。また、レム睡眠が反跳性に増加して、このために悪夢をみる原因になるだけでなく成長ホルモンを分泌したり免疫力を高めるノンレム睡眠も減少しますから、免疫力の低下にもつながります。アルコールの催眠効果には先ほども述べたように、耐性がありますから、同じ睡眠効果を得るためには、飲酒量を増やさなくてはならなくなります。このようにして、どんどん飲酒量が増えてどんどん悪循環になります。

アルコールを飲むと、アセトアルデヒドという毒素に分解されます。 このとき、交感神経が刺激されて体温や脈拍が上昇します。これも、夜中に目を覚ます原因になってしまいます。 また、飲酒を長年にわたり常用し続けていると、肝臓にも負担がかかり、肝臓が悪くなったりするだけでなく、不眠に悩まされている人が多くなります。
皮肉なことに、不眠症の解消のために用いたアルコールが原因で、不眠症が生じてしまい、アルコール依存症に発展してしまうこともありますので、十分な注意が必要です。

 

 

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