睡眠障害が引き起こす病気~精神疾患~

 

慢性的な不眠症に悩んでいる人の約3分の1から半数近くは、何らかの精神障害を抱えているといわれています。

◆精神生理性不眠症

不眠症を起こす病気の中で、最もよくみられる症状で、神経質な性格の性格を持ち、完全主義傾向が強い人に多くみられる傾向があります。このタイプの人は、睡眠時間に対する強いこだわりがあるようです。精神的にストレスが高まると一時的な不眠になることは、多くの人が経験していることです。通常であれば、不眠の原因がなくなると不眠は解消されますが、睡眠に対して必要以上に強くこだわりがある人は、不眠そのものを強く意識してしまい悩み続けます。 さらに、眠れないことに対する不安や恐怖心が芽生え、ベッドへ入ると寝なければと精神的に緊張します。この『不眠恐怖』が新たなストレスになり、不眠を慢性化してしまいます。 また、睡眠障害のあまり詳しくない医師に相談しても、気にしすぎなどと軽くあしらわれて、さらに症状を悪化させることもあります。

この精神生理性不眠症は、睡眠薬による治療が効果的ですが、薬に頼る前に、自分でできる対処法もあるのです。では、これから挙げる正しい睡眠習慣や睡眠環境について十分に理解し、これまでの睡眠習慣や環境の良くないところを改善していきましょう。

・ベッドに入る時間や睡眠時間の長さにこだわり過ぎない。
・起きる時間を一定にし、朝の光を十分に浴びる。
・午後から夕方にかけて、適度に運動する。
・寝室の環境を整える
・カフェインやアルコール、たばこの量を減らす。
・眠る前は、ゆったりとリラックスする時間をつくる。

◆うつ病

うつ病のほとんどの場合に不眠がみられます。そして、うつ病の重症度と不眠症の重症度は相関しています。ですから、不眠を訴えていた人が、実はうつ病の初期症状だったということがあります。うつ病が原因の不眠症の特徴としては、朝早くに目覚めてしまい、再び眠ることができなくなるということです。また、寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めてしまう『中途覚醒』ということもよくあります。 それは、睡眠を誘発している物質を蓄えるメカニズムに異常が起こり、睡眠物質がなかなかたまらないために、寝つくのに時間がかかり、眠りの維持もできないためと考えられています、さらに不眠の多くは、数週から数ヶ月と長い間毎晩続きます。しかも夜だけでなく、昼間も眠ることができずに、全く眠れないというのが、うつ病のもう一つの特徴です。 また、不眠の他に意欲の低下、食欲不振、起床時の落ち込みやイライラする感じがあると、うつ病が疑われますので、これらの症状がでた時には、早めに専門医を受診しましょう。

◆心的外傷後ストレス障害『PTSD』

人は、災害や大きな事故、何らかの犯罪の被害などが心の傷となって、思い出したくないのに思い出してしまうことがあります。このようなことが原因で、長期間にわたって何回も、強い不安感や恐怖心を伴って起こることにより、日常生活に支障をきたす精神障害を心的外傷後ストレス障害PTSDといいます。突然過去の嫌な出来事を思い出して心臓がドキドキして息が苦しくなるのがパニック発作ですが、このパニック発作も昼間より夜間に多く起こります。 また、原因となった出来事が悪夢として現れやすく、目覚めたら汗でビッショリたということもあります。そして、眠るとまた怖い夢を見るという恐怖心から、次第にぐっすり眠れなくなります。 心的外傷後ストレス障害がある人は、睡眠の途中で目を覚まし、寝返りを打つなどして、んに体を動かします。また、深い眠りに入るときにもパニック発作が起きやすいので、なかなか熟睡感が得られなくなります。

治らない病気ではありませんから、症状が悪化する前に、早めに専門医に相談してみましょう。

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